学力テストと給食費未納率の関係

文科省で行われた平成17年の「学校給食費の徴収状況に関する調査の結果について」
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/01/07012514/002.pdf
の調査結果を使って、都道府県別の給食費の未納額割合と平成20年の学力テスト平均点合計との関係を調べてみました。

相関係数は‐0.59。
比べて参院選での2人の日教組の候補者の得票率と学力テスト平均点合計の相関係数がそれぞれ-0.07、-0.01でした。


もちろん給食費未納が学力テストの得点に影響しているとは考えられません。 
給食費未納は全国で額にしてわずか0.5%です。こんな少人数では学力テストの平均点を引き下げることはないでしょう。

ただし給食費未納と地域の経済状態は関係があるかもしれません。 前回使った「平成19年の都道府県別完全失業率(モデル推計値)」との相関係数は0.65でした。 


一応、参議院議員神本みえ子氏の得票率と給食費未納率を比べてみましたが、相関係数-0.06。
給食費未納日教組のせいではないですね。


おまけ:秋田県日教組の組織率は5割以上、福井県は9割近くだそうです。
http://www.asahi.com/politics/update/0927/TKY200809260383.html