2010-01-01から1年間の記事一覧

ノーベル賞とナショナリズム

【ノーベル化学賞】「私は受験地獄の支持者だ」「若者よ、海外に出よ」根岸さんが会見] 産経新聞 2010.10.7 http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/101007/acd1010070904010-n1.htm 【ウェストラファイエット(米インディアナ州)=松尾理也】「たぶん…

差別は絶対悪か?

ハーバード白熱教室 Lecture22 愛国心のジレンマで紹介された、Eyes on the prizeというドキュメンタリーからの1950年代のアメリカ南部人種隔離主義者の言い分*1 *2。 Clip: This land is composed of two different cultures, a white culture and a colore…

単一の価値観を持ちたい人と、多様な価値観を持ちたい人

たとえば、私が金髪に髪を染めたいとします。私の母は確実に反対するでしょう。 彼女が反対するときの言葉は簡単に想像できます。 「ふつう」「みんな」「マナー」「常識」なんて言葉が並ぶでしょう。 人工的に髪を染めることを彼女は悪だと思っているのでは…

多様な価値観を認める社会は、単一の価値観しか認めない人々の価値観を認めない。

サンデル教授は「これからの「正義」の話をしよう」の中で、アリストテレスの政治哲学の中心は以下の2つの観念であると書いています。 1. 正義は目的にかかわる。正しさを定義するには、問題となる社会的営みの「目的因テロス (目的・最終目標・本質)」を…

選択的夫婦別姓反対論者の心理

なぜ「選択的夫婦別姓制度」に反対する人がいるのか? 選択制なのに。沼崎一郎先生による分かりやすい解説http://togetter.com/li/35287 同姓こそ「善」と信じたい人たちにとっては、別姓を「対等」な結婚と認めることはできないのです。そう認めることは、…

大学に進学する学生の男女比がほぼ半々になる時代に

産経ニュースを"女子大生"で検索した。8,710件のヒット 産経ニュースを"男子大生"で検索した。"男子大生" に対する検索結果が見つかりませんでした。

明石要一センセ―はトンデモなので、信じないほうがいい。

外で友達と遊ぶ子ほど「高学歴・高収入に」 独法調査 子ども時代に自然に触れたり、子ども同士で遊んだりした体験が豊かなほど学歴が高く、大人になってからの収入も多い――。独立行政法人・国立青少年教育振興機構が、そんな調査結果を発表した。 調査に携わ…

レイシズムへの不寛容について

過ぎ去ろうとしない過去 http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20100402/p1 あらゆる否定論はそれ自体で排外主義を構成している。 (略) だが、いかなる場合においてもわれわれは、「否定論あるいは否定論者の存在を認める」と言ってはいけない。それは、もしかする…